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パパとママはポイントの色と数を覚えておいてね。分かれ道は全部で６つあります。
そら君とまめ君はこっそりマムシをうしろに隠しました。
「マムシなんて、見てません。」
「そうか～じゃあな。」
おじさんは行ってしまいました。まめ君はマムシをそっと離して、草むらに逃がしてやりました。マムシはまめ君にだけ聞こえる声でお礼を言いました。
「ありがとう。小さな坊ちゃんたち。ぼくらマムシだって、むやみに人を噛んだりしないんだよ。人間が僕たちの住処にどかどか入ってくるから、身を守るために仕方なく噛かんでるんだ。でも坊ちゃんたちへの感謝のしるしに、今度人間が入ってきたときは、こっそり逃げることにするよ。これをあげる。」
大きな虹色のドングリを5個、マムシはくれました。そして、にょろにょろと草むらに逃げていきました。