そら君とまめ君が尾根(おね)を下ってゆくと、(なが)れがあってのどの(かわ)いた二人はそこで(ひと)(やす)みすることにしました。おなかがグーっとなります。

 

「まめ、リュックにアメ入ってただろ。食べようよ。」

 

「うん、お兄ちゃん。」

 

まめ君が小さなリュックをひっくり返すと、出てきたのは小さなアメ一個だけでした。そら君がぱっとうばい()ります。

 

「もーらった!」

 

「あ、お兄ちゃんずるい!」

 

二人はにらみ()いました。

 

 

 

さて、二人はそれからどうしたと思いますか?

 

仲良(なかよ)半分(はんぶん)こした

 

ケンカしてとり合った。